「元祖ネオクラメタル」イングヴェイの
2年ぶりのニューアルバムを聴いた。

内容には満足出来た。
やぱりこれが本物ってやつか!
と妙に納得出来る説得力を持っている人だね。
前作がいまいちだったからあまり期待しないで聴いたのが良かったのだろうか?
楽曲についてはまぁ今まで通りなんで敢えて触れる事も無いかもしれまい。
デビュー以来一貫した方向性で曲作りをしていて
どこを切ってもあまり変わりの無い金太郎あめ的アーティストに見える。
(全てを聴いている訳ではないが…m(・_・)m)

今回もインギーファンが望むようなアルバムを提供していると思う。
様式美を追求したネオ・クラシックね。
ネオクラはやりすぎるとアニソンになってしまう諸刃の剣。
インギーは彼のフォロワーと比べてその辺のバランスがいい。
嫌味にならない程度のクラシカルフレーズが心地よいアルバムとなっている。


以下印象に残った曲。
5、アタック
タイトル曲。
タイトルは気にいらないがいい曲だと思う。

6、バロック&ロール
バ、ロックンロールと読めば良いのでしょうか?
バロック音楽の影響を受けたロックの事を希にこう表現する事があるが
個人的には変だと思う。ヤメロ。

5分を超えるインストを最後まで飽きさせずに聴かせてくれるのは
やっぱりあんただけだゼ!イングベー!
て思った。
名曲「ファー・ビヨンド・ザ・サン」を思わせる曲なのだが、
インギーの作り出した音楽は
ステップアップはしなくてもヴァージョンを新しくしていくだけで
充分聴く者を満足させられるのかもしれまい。
他の人がやったらパクリだけどね。

8、勢いのあるキーボーが印象的。
9、コーラスで始まる曲。

10はインギーのヴォーカルだそうだが、
彼が実力のあるヴォーカリストと組むのは正解と言えるでしょう。
悪くはないけど、北欧系には合わないかな。
でもこれはこれでいい曲だとは思う。

11、雷鳴轟く
12、雰囲気がいい


15、AIR
バッハのG線上のアリアですな。
元々好きな曲なので楽しめた。
バッハの曲をインギーの演奏で聴けるなんて正に鳥肌物。


インギー以外はほぼ毎回メンバーの違うこのバンドだが
今回のラインナップはVo、ドゥギー・ホワイト(レインボー)
KEY、デレク・シェリニアン(ドリームシアター)
Dr、パトリック・ヨハンソン(ストームウィンド)
で、G&Bがイングヴェイだそうだ。
インギーはリッチー(・ブラックモア(ディープパープル、レインボー))
に憧れているからか元レインボーとかのメンバーが多い。
またかい!?て感じ。
て言うかむしろリッチーの影響力を称えるべきだろうか?

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