F1とるこGPの感想。

2005年8月24日 F1
もうダメだ。
てめーモンテイゴ何してるんですか!
ってのが率直な感想ですね。

逆転チャンピオンに僅かな望みをかけていたライッコネンは
自分が勝つのはもちろんだが、
ライバルのアロソソが出来るだけ低い順位でゴールするのを祈るしかなかった。
そのためにはチームメイトであるモントーヤの強力も必要で、
彼が2位に入ってアロソを3位以下にしたかった。
実際その通りのライッコ、モントー、アロソソの順で走っていたのだが、
2位のモントーに周回遅れのモンテイが接触したのだ。

終盤モン吉はタイヤが辛かったとは言え
モンテゴが追突しなければ、
そのあとのミスがあったとしても2位を守れた筈だ。
もそもそ接触によるダメージが無ければミスも無かったかもしれない。
接触の原因に関しては解らないけど、
周回送れが2位に追突ってそりゃないだろ。
お前なんかモンテイゴだと。
そう言いたい訳ですか?
少し前の資料ではモンテイロでなくモンテイゴとなっているのでした。

アロンソ 95
ライッコネン 71

さてこれで残りは5戦で、24点差になった。
24÷5=4.8
なので1戦当たり5点近くのポイント差を詰めないと逆転出来ない。
これは厳しいっすよ。
前戦までのノルマは4.333だったので、
ライッコは優勝したのにノルマがきつくなってしまったってこった。
5点差と言ったら1位と4位、2位と6位、3位と8位か。
ライコがアロソを逆転する為には残り5戦を

ライコが1位ならアロソは4位以下
ライコが2位ならアロソは6位以下
ライコが3位ならアロソは8位以下

でのペースで行かないとならない。
残り5戦ライコが全て表彰台はありえるとしても、
アロソのこれまでの安定感を考えると全て4位以下ってのはありえなそう。
ありえないあるよ。
もうダメだ。

一方その頃琢磨は。
残り全戦ポイントゲットが残留の条件だったのだが、
今回9位でポイントゲットならず。
早くも条件を満たす事が出来なかった。
運も悪かったし、
内容は良かったから大目に見てくれたら嬉しいんだけど。

F1プールリーグ

2005年8月19日 F1
移籍の争いは冬に行なわれるので普通はストーブリーグと言われるが、
夏の場合はプールリーグと言われる場合がある。

予てからの噂通り
ルーベンス・バリバリバリチェッロがBARに移籍する事が発表された。
バトンも残留したがってるし、
ウィリアムズのハイドフェルドもBARと仮契約を結んだとの噂もある。
って事で佐藤琢磨は残留出来そうにない。
行くチームがないあるよ。

BARの監督の人は琢磨に「残り全戦ポイント取ったら来年も契約する」
って言ったみたいだが、どうもそんな気はサラサラないみたいッスね。
敵の大将の首を取って来たら姫と結婚させるとかそんな感じの戯言じゃったのか。
残念だけど仕方ないかなー。
佐藤には期待してたんだけど、思ったほど伸び代がなかった。
BAR1年目はまだ一発のスピードが評価できたけど、
2年目も変わらず一発だけだったもんね。
結果も残せてないからのう。
どこかにシートの開きがあれば良いんだけど、
ホンダのコネが使えないとなると厳しいなー。

さて、BARの来年のラインナップだが、
バリチェッロ、バトンとなっても
バリチェッロ、ハイドフェルトとなっても
どっちでも楽しめそうだ。

バリはオレの中の評価はかなり高いドライバー…だった。
数年前まではね。
今はもうドライバーとしての旬は過ぎた感はある。
旬の時期をミエハルのセカンドとしてすごしてしまった事が惜しかったな。
あと数年我慢すれば逆転できるかもしれないけど、
その頃には自分も衰えてしまっているしね。
まだ力のあるうちに可能性のあるチームに移籍したいと。
そんな感じかね。
やっぱフェラーリに入った事が間違いだったんだヨ。
移籍する時そう言われてたもんな。

今回のマッサのフェラーリ入りも賛否両論あるね。
フェラーリのマッサ起用は可能な中では最高の選択だ。とか言われていた。
なぜならトップドライバーは誰もミハエルのセカンドになる気はないから。と。
才能がどうこうって話しだと俺には解らないけど、
少なくとも実績は全然ないね。
マッサさん。
スタート後の1コーナーでかなり接触があった。
トルリ、ラルフ、アロンの3人が並んで1コーナーに進入し
アロンが行き場を失い縁石に乗り上げて失速。
ラルフの後輪がアロンのフロントウィングにHITしてウィングを壊した。
後方でもバリチェッロの追突、クリエンの1回転があった。

1コーナーでダメージを受けたアロンは少し走ってからウィングを落とすが
それをクルサードが避けきれずにリタイヤ。
スピードが出ている時だったので危なかった。
この時、DCは自分でコースに散らばった破片を拾っていた。
いい人だ。
クルサード萌えー。
アロンソ自分で拾えよ。
オレだって自分の車でフロントスポイラーが壊れて落ちた時は
車から下りて拾ったもんね。
で、トランクに入れて持って帰っておうちで修理したもん。
おめーも拾ってピットまで持ち帰れよ。みたいな?無理?

スタート後の順位はミハ、ライコ、モントの順。
ミハとライコは3ストップ。
モントは2ストップなので序盤は
タンクの軽いミハとライコが凄い勢いで飛ばしていた。

まもなく2人はピットインしてトップモント。
しばらくしてモントもピットインしたが、
2回ストップの1回目を終えて3回ストップ勢のすぐ後ろに出たので、
勝てるペースだとオレは思った。
でも右京さん、森脇さんはこの戦略を非難する。
あと少し給油量を少なくしてトップのままコースに復帰するべきだと言うのだ。

確かに言われてみればその通りだ。
そうすれば2回ストップ勢のペースを給油後の自分のペースに合わせる事が出来る。
今回はマクラーレンの方が良かったので
セオリー通りやってもミハエルは抜けたと思うけど、
ティームメイトのライコは解ら無いもんな。
右京さんらの言うように頭を押さえればライコにも勝てただろう。

でも、ライコに勝っちゃいけないじゃん?
チームオーダー禁止なんだから最後に譲るって事も出来ないんだし。
ある意味これがチーム戦略的には最も評価出来る作戦ジャマイカ?
しかし結果的にはマシントラブルでリタイヤしてしまったので解ら無い。

結果はライコ優勝、2位にミハ。
アロンはポイント圏外なので最高の結果ですな。
てな訳でポイント差は26点になった。
残りは6戦なので1戦当たり4点以上の差を埋めれば逆転出来る計算。
ライコとモントが1−2で、アロンが3位で4点差か。
まだまだ厳しいね。

バトソ

2005年7月29日 F1
ジェソソソ・バトソがまた今年もごねてるらしい。
去年はウィリアムズに行きたいと無理を言っていたが、
今年はBARに残りたいと無理を言っているそうだ。
忙しいヤツだ。

去年バトソはBARとの契約が残っているのにもかかわらず、
ウィリアムズと契約してしまった。
これで大騒ぎになったのだが、
結局移籍は認められず、BARに残留させられた。
バトンは仕方なくウィリアムズとは次の年(つまり来年)からの契約を結んだらしい。

しかし今年のウィリアムズは散々で、来年復活する見込みも無い。
それを見たバトンは、これではBARの方がマシと、やっぱりBARに残ります。
と言い出したって訳。
天然ですか?

しかしストーブリーグのキーパーソンが残留希望って事で状況が変わりそうだ。
バトンがBARからウィリアムズへ移籍。
ウィリアムズのウェバーは2年契約なので、
はじき出されるニックはかねてから関係の深いBMW(ザウバー)へ移籍。
BMWはジャックが2年契約なのでマッサを放出。
マッサはフェラーリと関係が深く、
ちょうど今バリチェッロがチームを出ると言われているので
マッサがフェラーリへ。
バリチェッロは開いたBARに収まる。
という噂の起点になっていたでの。

風が吹くと桶屋が儲かる。
みたいな噂だけど。

F1ドイツGPの感想。

2005年7月27日 F1
トップ独走中で楽勝ペースだったライッコネンが
急にトラブルで止まってしまった。
コースから出る間も無いくらいの急。

これでアロンソが優勝。
ポイント差は36点になった。
残りは7戦なので1戦当たり5点以上の差を詰めないとならない。
て事はライコとモン吉が残り全部1−2で決めても
アロソソが全部3位に入れば逃げ切れてしまう計算になる。
ミハエルに復調してもらって全部3位に入って貰うしかないな。
まぁ何があるか解らんしね。
アロソソが2回くらいリタイヤすればおもしろくなるんじゃない?
点数だけ見ると圧倒的に見えるけど
内容は結構綱渡りっぽかったしね。

しかしライッコネン、マシンの止め方に失敗したね。
もう少し邪魔になるように止められれば
セーフティーカーが入ったので、
もすかすてモントーヤがアロンソを抜けたかもしれない。
そうすれば8点差で済んだし、
もし万が一間違ってモン吉とアロソソが絡んだら…
なんて言っちゃいけないか。

そのモントーヤは最後尾スタートから18台抜きの2位。
最後尾になったのは予選での彼のミスなのでしかたないが、
マクラーレンは2台揃ってトラブルの無い週末が無いね。
2台にトラブルとミスがなければ、まったく問題なく
ブッチギリの楽勝で1−2フィニッシュだったのに。
まぁトラブルやミスは他のチームだって条件は同じだもんな。

ミエハル・シューマッハの時代はもう終わってしまったのだろうか?
今回は結局5位フィニッシュ。
バトソやフィジケーラにいいようにやられるミエハルも見たくない物だ。
フィジケーラに取ってはあそこで抜けなかったら
何を言われたか解らなかったから抜けて良かったけどね。
トラブル続きで追い詰められているからね。

で、結果は
優勝アロソソ、以下モントーヤ、バトソ、フィジケーラ、
ミエハル、ラルフ、クルサード、マッサの順。

今回も気が付いたらクルサードがポイントゲットしている。
マッサもチームメイトと比べて活躍が凄いな。
まぁ今回はヴィルヌーブの方が目立ってたけどネ。
3回もクラッシュしたので。
またライッコネンがエンジン交換の為ペナルティを受けた。
それで3位。
直接のライバルのアロンソが勝たなかっただけ良いか?
とも思えるが、1位は10点、2位は8点、3位は6点なので
ポイント差は変わらない。
優勝はモントーヤ。
随分久しぶりの優勝だ。
今年は移籍初年で調子も上がらず、怪我もあり、
運も悪いわで本来の実力が発揮出来てなかったが、
今回は速かったし、運も悪くなかった。
しかしアロソソも強い。
今年チャンピオン取っちゃうかもね。

前回と比べ、今回はセカンドドライバーも頑張っていた。
優勝したのはマクラーレンのセカンドの人だし、(ジョイント?1かも)
ルノーのセカンドの人は4位だけど、
レースペースはアロンソよりも速いんじゃまいか?とさえ感じた。
ピットでのエンストが無ければ3位は確実だったし、
もすかすてアロンソに追い着いくか?と言う勢い。
まあ抜こうとしたら爆破ボタンが押されるんだが…(/_;)
今回は前回と同様エンストボタン押されてたけどね。
て事も無いだろうからやっぱミスの多いドライバーなのかね?
フェラーリのセカンドの人も最終的にはミエハルとランデブー走行だった。
ザウバーのセカンドの人はいつもファーストより速い。(^-^;

ミスと言えばフォーメーションラップで止まった佐藤は…
間違って自分でキルスイッチ押したとからしい。
存分に泣くがいいw
そして次からは「何もしてないのに急に止まった」って言え。

ルノーだが、1回目のピットストップは
アロソソよりもフィジケーラの方が遅くて給油時間はほぼ同じ。
なのに2回目はフィジコの方が先に入った。
て事は燃料が残っていたのにピットに入ったのかもしれない。
もしも燃料を残さずアロソソの後にピットインしていたら、
アロソソの前に出たかもしれない。
コース上で譲ったらチームオーダー禁止の決まりに反するので
わざとピットで順位が入れ替わらないようにしたのではないか?
という見方も出来る。
それにしてもエンストは余計だが。

注目しているウィリアムズは今回もダメだった。
予選で速いウェバー、レース上手のニック。という印象があったが
前回、今回とニックはウェバーに予選ではもちろん負け、レースでも離されている。
前回と今回は2回ともペナルティのライコが
ウェバーとニックの間に入っちゃったのでニックは不運だったけど…
でもポイント圏外なのでTVには映ってないからいいか?
ポイント差はほんの少しなのにニックはウィリアムズ残留、BMW移籍に加え
フェラーリ入りの噂もあったりで引く手数多。
ウェバーは前評判が良かったせいか評価がガタ落ち。
シーズン初表彰台、初ポールもニックに奪われ、印象でもかなり劣る。
TVに映らないところではニックを上回っているが誰も見ていない。
バトンの代わりに放出されたら、シートないかも?
オレの中では元々評価低かったので、ニックとほぼ互角なんてすげーじゃん。
って評価上がったくらいなんだけどね。
全体的にファーストドライバーとセカンドドライバーの差がとても出ていた。
モントーヤはトラブルだが、
アロソソとフィジケーラ、ミハとバリ、バトソと佐藤、トルリとラルフ
いずれもファーストドライバーが良かった。

しかしアロソソには勝って欲しくなかったなー。
ここ何年かは特に応援したい人もいないので
シーズンを長く楽しめたらいいと思っている。
で、チャンピオンシップを楽しむためには3人くらいで争って欲しいので
現状ではライッコネンかミハエルに勝って欲しかった訳だ。
彼らは2位3位に入っているのでいいような気もするけど、
実際には残り試合数が減ってポイント差が増えているから良いとは言えない。
ミハをこんなに応援した年があっただろうか?いやない。
嫌いは嫌いだけどネ。

ポールはアロソソだったけど、現状ではマクラーレンの方が速そう。
ライッコネンはエンジン交換で13位スタートだったが
そこから2位だものね。
トラブルが無ければ勝てただろう。

6位に入ったフィジケーラだが、
ピットで給油トラブリューとエンスト。
この人の運の悪さはなんなんだろう?
下位チームならこのくらいの虎舞竜はニッチャバンジやもしれまいが、
アロソソの安定感と比べたらとても同じチームとは思えない。
以前もこのチームはセカンドドライバーにテストをさせなかったり
1stドライバーのテレメトリーを見せなかったり、
(相手のテレメトリーを見ないと自分のどこが遅いかとかが解らないので
良いセッティングを見つけるのがとても大変らしい)
好みのセッティングにさせなかったりはしてきた。
(ミハエルと同じくらいの才能があるなら
ミハエルと同じセッティングで同じタイムが出せるだろ?(byブリアトーレ))
これらのような待遇の差はあるだろうけど、
流石にわざとトラブルを起こしているとは考えにくい。

フィジケーラ本人に何か問題があるのではなかろうか?
チームのスタッフに嫌われる要素があり、
みんな本気でやってくれないとかかもしれない。
復帰1戦目で勝った時の態度が悪かったとか、
スタッフに食事をご馳走しないとかネ。
シーズン中、一回もスタッフに食事をおごらなかった事が
話題になったドライバーもいたので
そう言うのも必要なんだろう。

今回はポイントが取れたのでフィジケーラのおごりで
パーティでもしたらどうだろうか?
既にやっていたらこめんなさ。

F1あめりか

2005年6月21日 F1
史上最低のグランプリになってしまった。
ミシュランタイヤに欠陥があり、
今回の高速コースに絶えられない事が発覚したのだ。
ミシュラン側はタイヤを変えさせてくれと言ったがFIAが拒否。
それならシケインを設けコーナーのスピードを下げてくれと頼んだのだが
これはBSユーザのフェラーリが拒否して実現出来ず。
そして時間切れ。
ミシュランユーザがレースをボイコットし6台のみの出走。
見所と言えばインド人初のF1ドライバー
本名は忘れたが通称「カレー選手」がポイントゲットした事と、
(寿一によると)彼が女好きである事が解った事くらいだ。

さて、これをどう評価すればいいかは難しい。
なにかと1チームだけで反対ばかりしているフェラーリだが、
今回は最悪の結果を起こさせてしまった。
そうまでして勝ちたいか?と言われかねないが、
フェラーリが原因な訳でもないし、悪い事をしてる訳でもないから
自分に不利な条件を受け入れる必要もないもんね。
しかしフェラーリ以外の全チームが既に参加している組合?GPなんとかが
F1から独立しようとしているとか。
悪いんじゃないけど、フェラーリがこう頑固だと、
数年後のF1は本当にこうなってしまうのかもしれないなーと思った。

ミシュランとミシュランユーザーは正しい選択をしたと思う。
11年前のサンマリノでセナとラッツェンを失ったF1は
それ以来、安全を第一に考えて来た筈だ。
死と隣り合わせのスポーツで良としてしまってはいけない。
とは言え「ちくしょう足下見やがって」って気もするよね。
もしもフェラーリがランキングでもう少し上位にいたら、
またはもしもBSタイヤユーザーがもう少し多かったら、
同じようにボイコットしたかね?
自分達の影響力とポイント差を考えた上での行動じゃまいか?

FIAはミシュランだけ特別扱いする訳にも行かないのは解るけど、
あれで客が納得できる訳もない。
マジ金返せよ。
オレはTV観戦だが、CM見てるしね。
CMを見せる為にフジTVは高い金出して放送権を買ってる訳で…
今回フジTVや番組のスポンサーは大損害でしょ。
せめて右京と寿一がショートコントでもするべきでは無かったのか?
「こんにちは〜右京で〜す」「寿一で〜す」
「二人合わせて、変な名前コンビで〜す」
いや、冗談だがマッチと亜久里の無駄話しはショートコントっぽい。
でもオレ、ビデオだからCM飛ばしてるや〜w m(・_・)mぺこり
まぁ少なくともチケット買って会場まで足を運んだファンは納得しないゼ。
意見をまとめられなかったのはF1史上最悪の失態だったと言えよう。

寿一が言ってたが大人はいいけど見に来た子供はかわいそうだ。
こう言うのを一ドライバーである寿一が意識しているのには感心した。
ファンの目を意識すれば格好悪い勝ち方は出来ないと思うし。

で、レースはミハvsバリだが、2人は互角の速さだったと思う。
多少バリの方が速かったか?
チームからの圧力でバリは抜くのを諦めたけど、
1−2体勢で追って来る車もいなかったからこれは仕方ないね。
ミハはかつての圧倒的な強さが見られない。
モナコで絡んで以来、バリは「もうミハに譲らない」と発言したが、
それ以降、結果はミハの方が少し良いが、
内容はバリの方が少し良いと思う。
バリはモナコでのミハの危険なオーバーテイクに
感情的になって逆らったように見えたが、
ミハの力の衰えを感じ、上手く逆らえるチャンスを待っていたのかもしれない。
陽気なブラジリアンの振りして腹黒いヤツだ。
サンバ踊ってんじゃネーヨ。
踊ってないって。
かんはってくたさい。

F1かなだ

2005年6月13日 F1
優勝ライッコネン。
優勝にふさわしい力はあったが、運に助けられた感もあった。
セーフティーカー(SC)でのピットインが上手く行ったし。
モントーヤがアロンソを蹴散らしてくれたから楽だった。
こういう勝ち方が出来るのも力強いチームメイトがいてこそか。
もしモントーヤがいなかったら
アロンソも自分でやっつけないとならなかったんだしね。

2−3位ミハエル、バリチェロのフェラーリ勢。
今回はリタイヤが多かったので2−3位まで来れたが、
スピードはいまいちだった。
特にミハエルのスタートは目を覆いたくなるような惨状。
2人ともベテランなので荒れたレースを上手くまとめたって印象かな。
特にバリチェッロは最後尾からよくリカバーした。
レース後の2人の握手が印象的だった。
彼らモナコの件以来仲悪いんだよね。
ミハに噛みついたバリは今年結果を出さないと解雇が待っているとも言われるので
3位になったのは良かった。
もそもそ予選で最後尾になったのはミハに噛み付いた事への制裁のため
チームがわざとミスしたとも言われていたが…

4位はマッサ。
予選番長のウェバーが定位置の5位に戻った。
予選上位でも下位でも結局5位?
注目しているドライバーのひとりだが、
チームメイトのニックもマッサは抜けなかったようなので、
とりあえず今回はこれで良としよう。
ウェバーにしては良くやった。

6位ラルフ。
7−8位にクルサード、クリエンのレッドブル勢。
クリエンは復帰後すぐに結果を出した。
彼は1つのシートを新人のリウッツと分け合っているが
リウッツが結果を出してなかったのでこのポイントは大きいか?

アロンソ、フィジケーラのルノー勢はリタイヤだが理由は違う。
フィジケーラはマシントラブル。
またもやフィジコだけにトラブル。
本当にトラブル発動スイッチがあるのかな?
とうとうフィジコも切れて文句を言っていたようだ。
G.フィジケーラ「僕は不運という面での主役」
アロンソはモントーヤのプレッシャーに耐え切れずタイヤを壁にヒット。
ミハエルのプレッシャーは押さえて見せたのだが、
今はマクラーレンの方が強力なプレッシャーなんだろうか。

そのモントーヤは失格。
セーフティーカー(SC)になった時のピットインのタイミングが悪かった。
どうもSCの渋滞がピット出口にいる時はピットから出てはいけないようだ。
そんなのオレも初めて知ったし、解説の右京さんも知らなかったようだ。
あれで即失格はかわいそうだよね。
今回のレースで最も強かったのはモントーヤだった。
いちばん強いヤツが勝てないのはルールがおかしいんだと思う。
失格になってしまったのは本人のせいかもしれないが、
仮にあの時ピット出口で止まってたとしても勝てなかったし。

と言うか珍しいブラックフラッグだったが、
カメラに映ってなかったのは残念。

F1GPの感想。

2005年5月31日 F1
注目しているウィリアムズのニックが予選でPP。
3位に同ウェバー。
ウェバーが予選で上位に来るのはいつも通りだが、
初ポールはニック。
チームのシーズン初表彰台もニックだし、
ウェバーが初表彰台の時はニックが2位って事で
折角の自己ベストも誉めてもらえない。
ニックはおいしい所をかっさらう印象。
またそれを淡々とこなしているので
大口ウェバーたんの空回りがさらに滑稽に写る。

で、スタート。
1,3位のウィリアムズ勢はそれぞれ順位を下げ、
2位のライッコネンが1位に。
予てから言われる通りウィリアムズはスタートが悪い。

しかし1コーナーでウェバーとモントーヤが接触。
スタートではモントーヤが完全に前に出ていたのだが、
コーナーの進入でニックに詰まった隙にウェバーにインを突かれてしまった。
が、ウェバーたんの突っ込みすぎは明らかで
あの角度からどうやって曲がるつもりだったのか甚だ疑問である。
コーナーを曲がる気があったのかすら疑わしい。
だってハンドル切ってないもん。(?_?)
寝てたのか?
もういいから家で寝てろ。
そして1コーナーは大混乱。
モントーヤは何とかコースに戻るが、ウェバーはここでリタイヤする。

これを見抜いていたかのような鮮やかなドライビングで順位を上げたのが
DC事デビッド・クルサード。
ここの1コーナーは混乱する事が多いから初めから狙っていたそうなのだ。
さすがベテランだねぇ。
しかし、後にピットレーンの速度違反で順位を下げる。
肝心な所で大ポカするのも昔のままで安心する。

で、結果。
1位アロンソ。
あまり目立たなかったけど、重タンでピットインを遅らせて順位を上げたのだろう。
ファイナルラップでの逆転で嬉しそうだった。
表彰台ではしゃいでいた事から体力に余裕があるのも解った。
バリチェッロなんか疲れきってた用にみえたし。
そう言う意味ではさらに年上のミハエルも厳しいのかね。
昔は他のドライバーがグッタリしてる中、
飛びはねてガッツポーズしてるミハエルがバケモンに見えたものだが。

2位ハイドフェルト。
3ストップ作戦が上手く行った。
2ストップ勢にペースを乱される事なく進めたのが良かったね。
序盤軽いはずのマシンでライコにおいて行かれたのは
マシンの差なので仕方ないか?
でもわざと近づかなかったのかもしれない。
彼は抜けないと見ると付かず離れず距離を保ち
タイヤを温存する傾向にあるように思う。
今年のルールではそれが有効なんだけど、
これがウェバーに「座ってるだけ」と批判される要因かね。
中盤はライコのミスもあり、一時1位も走った。
今回は3ストップが正解だったのかもしれないね。
タイヤにも多少優しくなるし。

3位バリバリバリチェッロ。
こちらも3ストップ作戦が上手く行った。
もう少しで2位も狙えた。

4位クルサード。
速度違反がなければ表彰台もありえた?
レッドブルで表彰台に乗れたらマジで神に認定された所だったのに、
そうならないのがクルサードらしい所。
同じような状況で神認定されたヒルのようにはゆかぬネ。
その辺がチャンピオンになった人と、
長年トップチームにいながらかすりもしなかった人の差なのかもしれないね。

5位にミハエル。
そろそろ復調して貰わないと困るんだけど…
これまでは速さはあったのでそのうち復調してくるだろうと楽観していたが、
今回のようではちょっと深刻かもしれない。
オレはここ数年ミハエル以外を応援してきたが、
それは別にミハエルが嫌いだからじゃなくて、(嫌いだけどサ)
F1全体の為にもミハエルのライバルが育つのを望んでいたから。
やっとライバルが育って来たのにミハエルがこんなに不調じゃ意味がない。
かんはってくれ。

6位フィジケーラ。
またマシントラブルでピットスタート。
呪われている。

7位モントーヤ8位トゥルーリまでが入賞。

他に気になったのは
ファイナルラップまでトップを走っていたライッコネンのリタイヤ。
フラットスポットの出来たタイヤで長く走り続けた為、
振動が酷くなり、アームが折れてしまったのだ。
トップを走っていたのでバッチリカメラ(安売り店みたい)で捉えられていたが
まるで爆発したかのように吹き飛んでいた。
目で見て解るくらいの振動だったからね。
あんなの見た事なかったし。
ピットインの時、チームもタイヤが厳しいのは解っていたのに交換しなかった。
て事はあの時点ではこの結果は判断出来なかったと見ていいだろう。
逆に交換してしまったらペナルティを受けたかもしれない。
今回はライコがリタイヤしただけで怪我人もなかったからいいけど
タイヤ交換禁止のルールは危険ジャマイカ?
1本交換に付きピット出口で5秒停止とかでいいんじゃないの?
まぁ何秒かは会議して適切な値に決めて。
もそもそ今年のルールは強引だよね。
エンジン2戦使うとか。
外から見て解り辛い。

F1もなこ

2005年5月23日 F1
優勝はライッコネン。
またもブッチギリでポールトゥフィニッシュ。
2位のアロンソがずっと後続を押さえていたので楽勝だったね。

2−3位はニック、ウェバーのウィリアムズ勢。
2人とも自己最高位だ。
ウィリアムズ勢は序盤のSCとルノー勢の失速がいい方にコロンだね。
アロンソに押さえられたのは災難だったが、
後ろをフィジケーラが押さえてくれた事でかなり楽になったと思う。
どうせライコには届かなかっただろうし、
フィジケーラがいなかったらモン吉に追い着かれたかもしれまい。

で、アロソソに押さえこまれていたので
皮肉にも先にピットに入ったニックの方が前に出てしまった。
(と言うか1回目はニックが後でタイムをかなり損したみたいなので
2回目はニックを優先したみたい?
でも1回目のロスはSCで詰まったので結果的にはニックが得したと思う)
つまりアロソソのペースはニックの再給油後のペースよりも遅かったのだ。
と言うのは、トラブルもあったようだがなんとルノー勢は1ストップ作戦だったから。
SCのタイミングでPitinしたので2ストップかと思われたが、
変則1ストップだったって訳。
なのでこの時のアロンソのガソリンの量は
再給油後のニックと同じくらいだったと思われる。
トラブルを抱えていたアロンソの方が遅かったのは当然と言えば当然か。
そのペースに1周長く付き合わされてしまったウェバーが順位を落としたってワケ。

で終盤また2位のアロンソをかわし2−3位になった。
ニックは上手に抜いて行ったが、
ウェバーはかなり強引だった。
タイヤに厳しいと評判のウェバたんなので終盤はキツかったんだろうね。
アロンソもシケインをショートカットしたのに譲らない。
コースをショートカットして順位を得した場合は譲らなければいけない。
ってルールがあるんだけど、完全に抜かれた訳では無かったし、
良く見るとウェバーも縁石に乗り上げてショートカットしてたんだヨね。
ウェバーが曲がり切れないスピードで突っ込んでるんだから
ウェバーを避けたアロンソはさらに内側を走らざるを得ないんじゃない?
それでハイ反則!譲りなさい!じゃ、ちょっと納得行かない部分もあるだろう。
結果的には抜かれたのでお咎め無しみたいだ。

4位はそのアロンソ。
今回は圧倒的にスピードが無かったが、
SCのタイミングでPitinして4位入賞。
モナコじゃなかったら抜かれてただろうけどネ。
トラブルが無ければ2位だっただろう。
同じく1ストップだがSCのタイミングで再給油しなかったトゥルッリは
かなり後ろになってしまったからいい作戦だったと思う。
トルリはフィジケーラへのアタックがかっこヨカタけど
それでマシンを壊して後方へ。
フィジコもその隙を突かれゴボウ抜かれで後方へ。
あの抜かれ方はブザマだった。
涙でにじんでジャンカルロが見えません。

5位はモントーヤ。
予選最後尾からのスタートだったがここまで挽回。

6位にラルフ。TVには写らなかったので解らない。
7位にミハ。SCの原因になったアクシデントでノーズ交換して
最後尾に下がったがここまで挽回。
8位にバリチェロ、PITでエンストして順位を下げた。
最後にミハに抜かれているのはチームオーダーじゃないのか?

F1スペイン

2005年5月10日 F1
前回のGPでジェソソソバトソの車が最低重量を下回っていたとの事で
BARはバトンだけでなく佐藤も失格。
さらに2戦の出場停止になった。
かなり厳しい措置だ。
執行猶予付きの出場停止なら割と聞くけど…

何でもF1の場合の最低重量は乾燥重量とは明記されておらず、
レース中に最低重量を下回らない事となっているそうだ。
それに目を付けたBARホンダはオイルや水、ガソリンなどを積んだ状態で
最低重量を上回るように車を作っていたんだけど
それはダメって事になったそうだ。

結果はライッコネンのポールトゥフィニッシュだった。
速かった。
独走だったので特に何も無し。

2位はアロソソ。
結果は良いんだけど、
マクラーレンに全然追い着けなかったり、
途中トヨタ勢につつかれたりで、勢いは失速してきた。

3−4位はトゥルーリ、ラルフのトヨタ勢。
トルリは1回目のピットインで同僚のラルフを抜いた。
しかしラルフも最後までちゃんと付いて来ていた。
思ったよりもいいドライバーだった。

5位はフィジケーラ。
ルノーは失速気味な印象があるけど今回はアロンソの調子が悪かっただけかも?
フィジコは一時アロソソの前に出たもんね。
スピードでは完全に上回っていた。
その後ミスがあったのか、アロソソを勝たせたい
フラビオがノーズに仕込んだ小型爆弾のスイッチを押したのか解らないが、
ノーズ交換で大幅に順位を下げるも5位まで挽回。
最後にウェバーを抜いたシーンはかっこヨカタネ。

6位に予選番長ウェバー。
その称号通り予選では2位をGETしていた。
こいつの一発の速さは素晴らしい。
同僚のニックを完全に凌駕している。
しかしスタートで2台に抜かれて序盤は4位走行。
その後は予選番長の称号にふさわしくずるずると順位を下げ、
結局6位でフィニッシュ。
またもミナルディ時代の最高位5位を上回る事が出来なかった。
ビッグマウスも実力が伴なえば聞いてて気持ちいいんだけど、
今の所だた言うだけで終わってる。
でもF1で成功する為には自分が一番だと思ってないとダメよね。
それだけではもちろんダメだが…

7位はモントーヤ。
同僚は優勝してるんだが、
予選も悪かったし、スピンとかもあったのでこの順位。
見せ場はSC解除後の再スタートだったね。
ミハをかわしたシーン。
モン吉はインディのチャンピオンなので
ローリングスタートは得意なのだ。

ミハエルはタイヤのパンクでリタイヤ。
今年のルールではタイヤはダメにならない限り交換は出来ない。
でもその危険性が問われる結果となった。
実際にどの程度なら交換できるのかは解らないんだけど、
タイヤがやばそうなのが解っても
実際にパンクするまで交換出来ないとなるとどうなのよ?
あぶねーだろ?
ミハエルは今回も重タンクスタートだった。
それにしても積み過ぎじゃない?
本来2回ストップならキッチリ3分の1ずつでピットインするのが一番速い。
しかしそれだとラッシュにはまってしまう事もあるので少しずらすのが通だ。
でもずらし過ぎるとうまみが減る。
そのバランスが重要よね。

サンマリノGP

2005年4月26日 F1
結果はアロンソの3連勝。
ルノーの4連勝。
しかしジャンカルロのトラブルは不可解だった。
ブリアトーレは2人のドライバーの待遇の差を多く付ける事で有名なので、
アロソソとジャンカルロの車は何か違うのかもしれない。

その手法を真似たのがフェラーリでミハエルだけに力を入れているのだが、
前回のバリチェロは部品が壊れても予備が無くて
それが届くまで走れ無かったみたいだ。
バリだけミナルディ並みの待遇だと言われていた。
今回もバリはリタイヤだったしね。

3つのパーツがあったら、1番精度の高い物がミハエル用に使われ、
2番目がミハエルの予備用、3番目がバリ用になる。とか。
そしてバリ用のパーツが故障してもミハの予備は使えず…
飛行機で送られてくるのを待つ。
もっとひどいかもしれない。
だってミハのマシントラブルが何年ぶりとか言ってたけど、
バリはしょっちゅうトラブリュー(虎舞竜)出るもんね。
聞くも涙、語るも涙の物語。

そして今回のミハは速かった。
今年こそもうダメか?と思ったけど、まだまだ大丈夫そうだ。
終盤のアロンソとのバトルは素晴らしかった。
バトンはへたれて訳の解らぬ抜かれ方をしたが
アロソンはミハに対しても一歩も退かない。
いいドライバーだ。
評価を改めねばなるまい。

ミハはガソリンの積載量を多くして後半逆転を狙ったんだろうけど、
予選を失敗して2位で終わる。
ガソリンを多く積むのはいい作戦だけど、積み過ぎだったネ。
速さはあったんだからセオリー通りで勝てたんじゃないかな?
策士策に溺れると言うヤツだナ。

佐藤は今期初ポイント。
同僚はトップ争いに絡んでたんだから、手放しでは喜べないが、
相変わらずバトルは良い。
ウィリアムズのウェバーを抜いたシーンネ。
でもウェバーは遅かったんだよね…
同じマシンに乗り予選ではえらい後ろにいた
同僚のニックにも終盤にはかわされていた。
ウェバーのマシンに何か問題があるか、
またはお腹が痛くなったとかあったかもしれない。

その2台のウィリアムズ勢は、
7位トルリと8位ラルフのトヨタ勢の後ろでポイント圏外でフィニッシュ。
トルリともかく、ラルフにも抜かれたのか?
この辺はTVに写らなかったので解ら無い。
でもラルフとニックで接触があり、ラルフにペナルティがあったそうで、
最終的な順位はニックが8位になるみたい?(審議中)

しかしウェバーはまろやかだ。
今年既に表彰台をGETしている同僚のニックを
スピードでは凌駕しているのに結果が付いて来ない。
ミナルディ時代に記録した最高位5位を今回も更新出来なかった。
ミナルディでも5位、ウィリアムズでも5位。
速い車でも遅い車でもまろやかな結果を残す。
そんなクルサードの後継者になりえるか…
その辺も注目して行きたい。
アロンソがミハエルの後継者になれるかと同じようにね。

もう1人注目していたドライバーの
ジャック・ビルヌーヴも今回ポイントGETしていた。
元チャンピオンのジャックがやっとレース感を取り戻して来たか。

レッドブル勢はダメだった。
大方の予想通り他のチームの開発が進むにつれ相対的に遅くなっている。
結果は優勝ジャンカルロ・フィジケーラ、
2位ルーベンス・バリバリバリチェッロ、
3位アロンソだった。
フィジコの通算2勝目。
移籍(と言うか復帰)1戦目で最高の結果を出した。
しかもポールトゥフィニッシュだ。
3位にアロンソも入っているので、
前評判通りルノーは調子がいいらしいね。

2位に入ったバリチェッロも今年のルールは自分に有利だと言っていた通り
タイヤを温存し安定した走りで2位まであがってきたらしい。
TVには写らなかったが…
この結果がフロックで無いとしたら、今年はバリのチャンスかもしれないね。
タイヤ交換が無くなったから自由自在に爆発的なアタックが出来るミハの強みが減り、
逆にタイヤに優しいバリに強みが出て来る。
それでもミハが現役最強だとは思うけどまだ戦える望みが出てきたかと。
今までのフェラーリセカンドは契約に縛られ、ミハと戦えなかったけど
バリチェッロはバカのふりをしてごまかす。
と言う高等テクニックをマスターしてらっしゃるのでやってくれるかも?
フェラーリで下克上してくたさい。

4位にはなんとミエハルやフランク・ウィリアムズから春の衝撃と恐れられていた
DC事デビット・クルサードが入った。
去年散々だったチームメイトのクリエンもポイント圏内でフィニッシュしたので
意外と車は悪く無かったんだろうけど、
それでもスタートダッシュは素晴らしかった。
参戦初年度のレッドブルで3位を走行ですよ。
今までDCは常にチームメイトよりも少し遅かった。
しかしそのチームメイトはヒル、ハッキネン、ライッコネンの3人。
彼らに何とか付いて行けただけでそれはすごい事だったのかもしれない。
ワールドチャンピオン2人だモン。
でも期待し過ぎると裏切るんだけど…

フェラーリはバリが2位に入ったものの調子は良くなさそうだ。
ミエハルは予選ノータイムで後方からのスタートだった。
決勝はリタイヤだったんだけどあれはどうなんすかね。
ミハがウィリアムズのニック・ハイドフェルトにプレッシャーをかけ幅寄せしたら、
ニックはコースを外れ、コントロールを失い、コーナーでクラッシュ。
解説者はミハが抜かそうとしていたみたいに言ってたので
ビビリ過ぎだろ、ニック!と思ったんだけど、
実際には前を走る給油直後で重いマシンのミハを
タンクの軽いニックがパスしようとした時のクラッシュらしい。
て事はニックが仕掛けたってこった。
そう言う事ならミハのインに入ったニックを評価したい。
これがラルフなら仕掛けもしなかったと思う。

ミハは相手がニック(ドイツ人の後輩)なら
かぶせれば譲ると高を括っていたとも考えられる。
攻める姿勢をアッピール出来たなら今回はリタイヤだったけど収穫は無くは無いな。

オレが期待していたマクラーレンは
2台とも入賞はしたが目立った活躍は無かった。
ライッコネンがピットスタートになっちゃったからネ。
次戦以降に期待しよう。

トヨタのトゥルーリは一時2位だったのにアレヨアレヨとポイント圏外へ。
ホンダ勢もいまいちだった。
今年はルノーの調子がいいらしい。
アロンソもいいけど、ジャンカルロ・フィジケーラに期待したい。
彼は琢磨がデビューした時のチームメイトなので日本でもお馴染み。

マクラーレンもいいらしい。
ドライバーのラインナップは最強だもんね。
ライッコネンとモントーヤ。
しかしこの2人だと、イザどちらかがチャンピオンかとなった時、
素直に同僚のサポートに回ってくれるかどうかが心配ではあるね。

フェラーリは苦戦しそうだ。
開幕からしばらくは去年の車の改良型で臨む事になるらしいのだ。
しかし後半には差を詰めてくるはず。
タイヤ交換が認められない今年のルールでは
戦略面にも長けたミヒャエルの強みも少し減るか。
反対にチームメイトのバリチェーロはタイヤ温存に自信があるらしい。

ウィリアムズもダメポ。
ドライバーの決定を伸ばしたため
冬のテストで2人のドライバーが
自分の速さをアピールする事に専念してしまい、
車のテストが思うように進められなかったのが原因とも言われる。
クビにしたラルフや、タダでもいいから乗せてくれと言われても
テストにすら呼ばなかったクルサードより遅かったら大笑いだ。
トヨタはともかく、初年度のレッドブルより遅い事は無いと思うが…
既に開幕戦のフリー走行の結果は出ているが、
1回目はレッドブル(のリウッツ)がトップタイムをマークしている。

他に気になるのは王者フェラーリの暴君ブリだ。
資金難に苦しむミナルディは今年型のマシンをまだ用意出来ていない。
そこでなんとか去年型で暫定的に走らせてもらえないかとの申し出たが、
それにフェラーリだけが反対しているそうなのだ。
全チームの承諾がないと走れないようなので
どうもミナルディは開幕戦には出られ無そう。
他にもフェラーリはグランプリウィークのテストを50kmに制限する紳士協定も
あっさり無視して300kmみっちり走り込んだとも聞く。
紳士協定なんて知らないぷー。

結局金を使った分だけ有利になる。
ミナルディの初めから救済措置を当てにしたやり方はオレも気に入らないけど、
金がかかりすぎるのが負担でどんどんチームが減っている状況は好ましくない。
この先もっと減ったらF1全体にとって有益で無いと考えます。

テストもちゃんと見てない状態で大胆予想をすると
今年のチャンピオンはライッコネンとしよう。
モントーヤも捨て難いが移籍一年目なのでどちらかと言えばライコで。
マクラーレンの調子もいいみたいだし、十分経験も積んだ。
そして今年から強力なチームメイトも得て、ライバルと戦える状況になった。
てな訳で先日酔っぱらって裸で大暴れ、
北欧のアイスマンとは名ばかりのライッコネンに期待だ。
ハイドフェルトキター(・_・)ー
F1今オフの目玉と思われたウィリアムズのシート争いだが、
ニック・ハイドフェルトがレギュラーをゲッツしたようだ。

ニックはオレの中では評価の高いドライバーだが、
オレが高く評価すると結構活躍しないで終わっちゃうのよね〜
ごめんよニック。(/_;)

考えてみよう。
ザウバー時代のニックはライッコネンより速かったけどキャリアが違ったので
それだけでライコより速いなんて言えないと思う。
当時のライコなんてスーパーライセンスの発行にすら手間取ったもんね。
そして今のライコはトップチームで何年も走っているので
いくら車が良くなってもいきなり同じようには出来まい。

その後のチームメイトもフレンツェン以外は
軽く捻っている印象があるがどうだったかね?
そのフレンツェンにしてもオレの中では評価の高い人だ。(なので活躍出来なかった)
かつてはあのシューマッハ、ベンドリンガーと共に
メルセデスの3バカトリオとして恐れられていた程の人物だもの。
3バカじゃなくて3羽ガラスだったっけ。m(・_・)m
一時期はシューマッハよりも評価が高かったとも聞く。
なのでフレンツェンに負けた事は仕方ないとしよう。
フレンツェンが活躍出来なかったのは精神的に強くなかったのが原因。
精神的強さに定評のあるジャックと組んだのが運の尽きで
コテンパンにやっつけられて消えて行った。
でも来年のチームメイトのウェーバーも強そうなんだヨね。精神的に。

考えてもわかんねーや。
オレの直感でのドライバーの評価。
ミハ>モン>ライコ>バリ>ニック>ウェー

てな訳でやっぱウィリアムズは厳しいか。
ニックもウェーもトップチームで経験をつめば解らないけど、
流石に1年目からチャンピオン争いってのは難しいと思う。
しかし来年のウィリアムズにはバトンも来るので、
2人がよほど活躍するか、
バトンがよほどダメじゃない限りどっちかがはじき出される事になる。
てな訳でウィリアムズの2人は1年目だから仕方ないとか言ってられない。
しかもパフォーマンス条項により、シーズン途中での交代もありえるとか…
厳しい戦いが予想されます。

※注
メルセデス3羽ガラス
ミハエル・シューマッハ、ハインツ・ハラルド・フレンツェン、
カール・ベンドリンガーの3人のこと。
F1に来る前、メルセデスで活躍したのでこう呼ばれていたらしい。
フレンツェンはひっそりと、ベンドリンガーは怪我で消えた。

さんばがらす【三羽烏】
一門またはある方面における三人のすぐれた人。「若手―」

スーパーライセンス
F1に乗るためのライセンス。
条件が色々あってそれを満たさないと発行されない。
今はフォーミュラ日本での活躍も評価の対象になっているので
国際経験がなくてもF1に乗る事が可能。
発行と言っても一般の免許証のような実体はない。

昔日本の何とかって人がチームと契約はしたものの
ライセンスが発行されずに乗れなかった事もあった。
逆にラルフ・シューマッハなんかは
日本でチャンピオンになってF1へステップアップした。
ライッコネンの時はオフの間に何百キロも走り込んで
やっと発行されたと記憶している。
F3にさえ乗った事がなかっていうからね。
興味のある人は自分で調べてくたさい。

1月21日の日記

2005年1月21日 F1
クルサードキター(・_・)ー!
今シーズンの移籍問題で注目していたクルサードだが、
バルセロナのテストでトップタイムをマークした模様。
テストとは言えレッドブル(元ジャガー)でトップタイムとは…
相変わらず不思議なドライバーだ。
レッドブルでここまで出来るなら
マクラーレンでならもっと出来そうなもんだったが
そうじゃないのがこの人の不思議なところ…
シーズンに入ってもかんはって欲しい。

1 David Coulthard Red Bull Racing RB5 M 1:16.134  64
2 Antonio Pizzonia BMW-Williams FW26C M 1:16.230  44
3 Nick Heidfeld   BMW-Williams FW26C M 1:16.954  44

もうひとつ注目していたウィリアムズのレギュラーはまだ決まっていない。
ニックとピッツォニアで争っているが、
今日(昨日?)初めてピッツォニアが同僚のタイムを上回ったようだ。
今までウェーバーとニックに全然届かずに
「オレとニックでは待遇が違うんだ」とも言っていたが…
どっちに転ぶかわからんなー

ちなみに今回のテストのトップタイムはミハエル・シューマッヒャーで15秒台。
その日の2位が17秒台だってのにヤツはいったいどうなってんだ?
今年もミハエルを中心に進みそうだね。
で、全体の2位が今日(昨日?)のクルサードだそうだ。
クルサードのシートがほぼ内定。
今週末にも正式発表の見通しだそうだ。
ヘレスのテストで常にチーム内トップをキープしていた事などで評価されたらしい。
来年のレッドブルは既に決まっているクリエンとクルサードのコンビになる。
注目されていた新人のリウッツィはテストドライバーに落ち着きそうだ。

いいんじゃないかと思う。
安定したベテランと、将来性のある若手。
楽しみじゃまいか。
若手2人じゃ車が良くても
能力を引き出せないかもしれないしね。

クルサードがどの程度やるかは解らないけど、
ベテランなのでそこそこやるだろう。
若い頃はセッティングが下手で
ピケのセッティングを真似て走っていたと言うマンセルでさえ、
引退間際には(1度引退し、復帰した時だっけか?)
ハッキネンにセッティングを教えていたなんて話しもあるしね。
アレジなんかはかなりベテランになっても
マシンに対してファックかグレイトのどっちかしか言わないとか言われてたけど…

クルサードに取ってはいい結果になりそうだが、
代わりにクリエンの立場がやばくなっているみたいだ。
成績次第ではシーズン途中でもリウッツィとの交代もありえるみたい。
いわゆるパフォーマンス条項ってヤツだが、
今年もクリエンはこれで解雇寸前まで行ったんだそうな。

一方その頃ウィリアムズは、
ニックvsピッツァのレギュラー争いだが、まだまだ決まらないらしい。
今回のテストを参考に決めるそうだが、正式決定は来年になりそうだ。
ライバルの直接対決は1日のみで
その日はニック方が速かったし、全体でも2位だった。
翌日はレインコンディションでトップだったりで、
ニックとしてはやるだけの事はやったと思う。

今年のストーブリーグはチームが主導権を握っている。
チームが減ってるからドライバーが余ってるのよね。
ベテランベテラン言うけどクルサードはまだ33歳だぜ。
ヒルがデビューした年と変わらんよね?
プロストが最後にチャンピオンになったのは
40近かったんだから33なんてまだ若い。
まだ若いし13勝もした彼がこんなに移籍に苦労する環境は
決していい状況とは言えないと思う。

トップチームやトップドライバーには
自分だけ勝てばいいんじゃなくて、
全体の発展や環境の改善も考えて欲しいと思うのは期待し過ぎですかね。
現状では経費削減案に1チームだけ反対していたりなので。
昨日の段階(正確には一昨日?)は
クルサードのモーターホームがヘレスに到着した物の本人の姿はなく
テストに参加するかどうかは解らない。みたいな記事もあったが、
今日(正確には昨日?)クルサードがレッドブルに乗って走っている写真が掲載された。
このテストでいいタイムを出せば晴れて正式契約になるんだろう。きっと。
ライバルのクリエンやリウッツィのタイムは上回った様子。
まぁほぼ新人の2人よりも遅いなら引退した方がいいだろう。

一方ウィリアムズのシート争いだが、
昨日のテストではピッツォニアが良いタイムを出した模様。
レギュラーの決まっているウェーバーよりも良い。
ニックは参加してなかったようだが心配になって来たのう。

F1ストーヴリーグ

2004年12月8日 F1
マクラーレンをクビになり、他にシートも無く、
引退宣言もしないままにフェイドアウトしてしまうかとも思われた
我らがデビッド・クルサード先生だが、
ここへ来て新チームであるレッドブル入りが確実視されて来た。
レッドブルは当初「クルサードには興味ない」と言っていたのだが、
ニック・ハイドフェルドのウィリアムズ入りが濃厚と見るや態度を豹変。
クルサードは我々にとって最高のドライバーだ。とか言い出したのだ。

でしょー?
オレもそう思ってたんだヨ。
だってレッドブルは新チームだし、
予定されているドライバーもほとんど新人の2人だったから、
見るからに不安だったもんね。
レース経験の豊富なベテランが1人は欲しい所だった。
その中で今もシートが決まってないのはニックとクルサードくらいだし。

ニックはまだピッツォニアとのウィリアムズのシート争いの最中ではあるが、
先日行なわれたテストではニックが一歩前進した印象だし、
(テストとは車のテストであってドライバーのオーデションではないが)
ウィリアムズはテストドライバーのジェネが辞めてしまっている事もあって
ニックは最低でもサードドライバーとして雇われるんじゃないかとの見方が主流。
ウィリアムズ側が
「シーズン途中でテストドライバーとレギュラーを交代するカモ〜(はぁと)」
みたいな発言もしてるのでサードと言ってもレースに出られる可能性もあるしネ。

焦ったレッドブルが先手を打ってクルサードに接触。
どっちかを安く買い叩きたかったんだけど、どっちも取れないのはヤバイ。
って感じかな?
しかしクルサードは契約金を上げたいのか
「まだオレにだってウィリアムズのチャンスはアルヨ」みたいに言っている。
そんな事言ってるうちに
ニックがウィリアムズのテストドライバーを蹴ったらどうすんの?
シートないよ。

ウィリアムズにニック、
レッドブルにクルサードならオレとしては納得かな。
ニックは実力がありながらチームに恵まれ無かった印象があるので
ここで一発実力の程を証明してもらいたい。
出来ればチャンピオン争いに絡んで欲しい。
再来年はウィリアムズにバトンが来るのでどっちにしろ1年限り。
1年で結果を出さないと再来年のシートは無いです。

対するクルサードはニックとは正反対で
実力が無いながらチームに恵まれ、そこそこの結果を残したドライバーだ。(^-^;
いきなりいなくなってしまうのも寂しいので、
新チームで車作りに貢献し、いい車作りつつ
たまには入賞でもすれば実力も見直されるだろう。

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