イーグル・ハート/ストラトヴァリウス
3年ぶりの新作でニューアルバムの先行シングル。

爽やかでキャッチーなヘヴィメタル。
ストラトの魅力はマニアックでなく
初心者にも聴き易いキャッチーなネオクラだと思う。
それゆえにネオクラメタル界では高い人気を保ってきた訳だが、
彼らの休養中にオレの好みがもう少しマニア寄りになって来た気がする。

休養中に方向性が前々作デスティニーの方に戻る事を期待していたのだが、
今回は前作インフィニットの雰囲気に似ていた。
最高だとは思えないけど悪くもなかったので
アルバムがどういう出来かで最終的な評価を決めようと思う。

サンダー・ブレイズ/レプティリアン
1STアルバムを発表した後、
行方不明になってしまったレプティリアンのセカンドアルバム。
Web上を英語で検索してみてもヒットしなかったので
消えてなくなってしまったのかと悲しんでいたが
ちゃんと存続していた事はうれしい。

このバンドはマジェスティックを脱退したヨナス・ブルムとヨエル・リンダーを
中心に結成されたのだが、
今回から、同じ時期にマジェスティックを辞めていた
ピーター・エスピノーザがバンドに合流していた。
エスピノーザはアンダーソンと共にマジェスティックを立ち上げた実力者なのだが
ギターの実力者が入ったためか前作のキーボード主体のピロピロサウンドはなりを潜め
ギター主体の正統派ヘヴィメタルに変わっていた。
前回はピアノも使ってたのに今回はなし。

悪くはないのだが味が無くなってしまったように思う。
クリスタルサウンドと強烈なクラシカル風味が魅力だったと思うんだけどねぇ…
正統派ならいくらでもあるし…
ヨナス・ブルムのやや弱めだが哀愁に満ちたヴォーカルスタイルも
前作のようなサウンドの方が活きると思うのよね。

とは言えこのバンドが生き残っていた事はかなり嬉しい。
メンバーもほとんどそのままだし、
あとは方向性を元に戻してくれれば完璧だ。
エスピノーザの加入はパワーアップと見ていいだろう。

KEYのトーマスは元々本職はクラシックらしいので
彼がもっと力を付ければオレ好みの
ネオクラバカ万歳的なバンドになってくれると思う。
彼だけ優等生っぽい外見なのもおもしろい。
機関車トーマス。

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