無念だ。

チャンピオン争いは下のようになったそうだ。
M.シューマッハ 92
K.ライッコネン 83
J-P.モントーヤ 82

もう終わったね。
残りは最終戦の鈴鹿のみ。
モントーヤが優勝しても同点。
優勝回数の差でチャンピオンの可能性は消えた。
ライッコネンが優勝すれば93点だが
それでもミハエルが1点でも取れればチャンピオンになれる。

ライッコネンがチャンピオンになれるパターンは1通りしかない。
ライッコネンが優勝して、かつミハエルが9位以下の場合だけだ。
今シーズンライッコネンは15戦して1勝。確立は6.66…%
今シーズンミハエルが9位以下だったのは1回だけなので確立は同じく6.66…%
次の1戦がライッコネンが優勝で、かつミハエルが9位以下の確率は0.443556%
約0.5%だな。
ここから逆転するのは200年に1回あるかないかくらいの出来事って事か。
そんな訳で、みなさんお疲れさまでした。m(・_・)m

今シーズンはミハエルが弱かったね。
モチベーションの低下もあるだろうけど
かつての傍若無人ぶりは感じられなかった。
だからこそ今シーズンが最後のチャンスだったと思う。
今後のF1が盛り上がる為の最後のチャンスって事ね。
今年ですら遅いくらいなのだが
来年以降に新チャンピオンが生まれたとしても
ミハエルが年を取ってからのチャンピオンじゃん。
と言われるのは目に見えているし
ミハエルより格下の印象はなかなか消えないだろう。

この先数年の展開は、ミハエルは引退して、
ライコネンとモントーヤが引っ張って行くんだと思うけど
トップを争っている人達が
先代のチャンピオンに歯が立たなかったレベルなんだと思うと
見てておもしろくないじゃん?
そしてそんな彼らにもかなわない他のドライバー達…
そんな訳で、かつてのような盛り上がりはまだしばらく来ないかと。
落ち目のミハエルにも勝てないんじゃ主役には出来まいな。

プロストが引退し、セナが亡くなった後にチャンピオンになったミハエルも
プロストやセナの方が速かったと言われ続けてきた。
ミハエルの場合は記録で上回ったので格下と言う印象は今ではないし
昔の事を知っている人も少なくなって来た。
セナが亡くなってからもうすぐ10年だもんね。

今、ミハエルの実力を認めない人はいないと思うけど
初めは「セナがいなくなったからチャンピオンになれた人」
程度の印象が主流だっただろう。
いまだにそう言い張ってる人だっているくらいだからね。
それと同じ事がまた繰り返されるのかなって思います。

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