琢磨が最後尾スタート。
まぁ仕方ないだろう。
予選で攻めないとタイムが出ない、
しかし攻め過ぎるとノータイムで終わる。
チキンレースで崖から落ちたようなもので度胸は評価出来る。

レースの方はミハエルの独走だった。
ミハエル強いね。
追い詰められると弱いのが弱点とも聞くが
追い詰める事が出来無いもんね。
マクラーレンにももう少しかんはって貰わないと…ダメね。

3位以下はかなり混乱した。
ピットストップの度に順位が入れ替わっていたので
オレも把握出来なかった。

しかし、例え給油時間を短くしてライバルの前に出たとしても
次の給油が長くなるので結局は同じだ。
無理に前に出ても、それだけではまた抜かされてしまうのだ。
前に出る事ではなく、前に出たあと、引き離す事が重要。
そう言う事もあり、見た目の順位が実際の順位と違ってくるのが解り難いよね。


琢磨はポイント圏内を走っていたのだが
あと少しの所でエンジンから煙を吐いてリタイヤ。
しかし同僚のバトンが始めての表彰台だ。
ウィリアムズでデビューした年にはルーキーとは思えない活躍をしたのだが
翌年にはインディのチャンピオンのモントーヤにはじき出される形で
シートを失い、初表彰台までが長かった。
おめでとう。

この辺からも解るように、今年のBARは調子がいい。
あぁあ、ドライバーが琢磨じゃなくてジャックだったらなぁ…
もちろん琢磨にも頑張って欲しいけど、
バトンとジャックならもっと上が狙えたはずだ。

今年はマクラーレンがいまいちっぽいので
フェラーリとウィリアムズが2強で、
マクラーレン、ルノー、BARが続く展開になる気がするが、
この中ではやっぱ琢磨が…ちょっとね。
これがジャックなら十分戦える気がする。


ジャック・ビルヌーブ:
去年までBARのドライバーで琢磨と入れ替り、去って行った。
史上最強のドライバーと言われる事も多いジル・ビルヌーブの子で、
ミハエル・シューマッハの数少ないライバル。
彼の傍若無人ぶりはミハエルにも匹敵し、
メンタル面での強さはミハエルと同等。という評価を得ていた。(オレからね)
ミハエルを破ってチャンピオンになったドライバーの中では
唯一去年まで走っていた。
他にミハエルを破ってチャンピオンになったのは
ミカ・ハッキネン、デーモン・ヒル等がいる。

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