F1サンマリノGP

予選ではBARホンダのバトンが初ポールをGETS
チームメイトの琢磨は7番手。
バトンはここ2戦連続の表彰台で流れがいい。
そしていい流れに乗って初ポールだ。
琢磨としては離されないようにしたかったのだが
実力の差ははっきりと証明されてしまった。

そしてスタート。
ポールのバトンは問題なく1位をキープ。
ロケットスターターの琢磨は順位を上げて4位くらいだったかな？忘れた。
とにかくスタートは上手い。
これは評価するべきだろう。
そして1回目の給油とタイヤ交換の時期を迎える。
トップ争いはバトンとミハエルだが
ペース自体は2位のミハエルの方が速かった。
そしてバトンが先にピットインした。
って事からバトンの方がガソリンの少ない軽いマシンで予選に臨んでいた事が解る。
予選が終わってから決勝までの間に給油する事は許されていないからだ。
で、ミハとバトンの順位は入れ替わる。
これは江川な人なら5周目くらいで解ってたかもしれないけど
オレはバトンがピットに向かった時点で解った。
でも実況のアナウンサーはミハエルがピットから出て
実際の画面で確認するまで解らなかったみたいだ。

バトンがピットに向かった時点で解る理由。
バトンが1位をキープする為には
自分がピットアウトしてからミハエルがピットインする時までの間、
少なくともミハと同じペースで走らなくてはならない。
しかしバトンは給油前の軽いマシンですらミハよりも遅かったのだから
給油後の重いマシンで、ミハと同じペースで走れる訳が無い。
って事でこの時点で順位が入れ替わる事が解るって訳。

江川な人が5周目で解る理由。
予選のタイムでバトンがミハよりもガソリンを積んでいない事が解れば、
バトンの方が先にピットインする事が解る。
そしてレースがスタートしてミハとバトンのペースを比べれば
1回目のピットストップで順位が逆転するだろうと解るって訳。
どちらにしても突発的な事故はあるのが…

で、結果はミハが優勝、2位にバトン、3位にモントーヤだった。
琢磨は8位走行中にリタイヤ。
あと5週くらいだっけ？
バトンと比べてしまうと残念な結果だね。