F1モナコGP

2004年5月23日 F1
琢磨は予選7位。
悪くは無いんだけどチームメイトのバトンが2位なので
それほど喜べないね。

琢磨のスタートが相変わらず良かった。
7番手からなんと4位にジャンプアップ。
ミハエルの前輪にタイヤをHITさせながら抜いて行った。
これは凄かったけどね。
今、スタートってオートなんじゃないの?
スタートが上手いのは位置取りとかが良いのもあるけど
加速があんなにいいのはなぜなんだ?
同じ車のバトンは普通だし…
何か違反してたりして…

しかしそれから数周4位の琢磨以降が大渋滞。
スタートだけカヨ!
でも琢磨のエンジンからは煙りが出ていたので調子が悪いのは明らか。
しかしここはモナコモンテカルロ。
抜けない事で有名なコースだ。
調子が悪くても最後まで持てばポイントだって夢じゃない。
と、粘ったんだがすぐに壊れてしまった。
琢磨はボンドカーのような煙幕を撒き散らしマシンを止めた。
その煙幕の餌食になったのがクルサードとフィジケラ。
フィジコのマシンはひっくり返っていて
一歩間違えれば大参事にもなり兼ねない状況だった。
レース後バリチェロも言っていたが
琢磨になんらかの処置をするべきだったのではあるまいか?

その後はルノー勢の1−2体制。
トゥルーリ、アロンソ、ミハエル、バトンと続く。
しかしアロンソが周回遅れのラルフを抜く時にミスってクラッシュ。
またラルフ絡みのクラッシュだ。
クラッシュを誘発する何かがラルフにあるんじゃないかと疑っている。

そしてセーフティーカー(以下SC)。
ピットインする車が多くて見た目の順位はトップミハエル、
2位モントーヤになっていたが
なんとトップミハエルに2位モントーヤが接触してミエハルがリタイヤ。
ブレーキを温めるためにハードブレーキをしたミエハルを避け切れなかったようだ。

ほとんど黙認されているけどレギュレーションでは
トップのドライバーはSCから5車身以上離れてはいけないとかのルールがあったはず。
ローリングスタートではスタートラインを超すまでは前の車を抜いては行けない。
その為ペースはトップのドライバーが作れる。
どこまでゆっくり走ってどこから加速するかはトップのドライバー次第なのだ。
だからトップのドライバーよりも良いスタートを切るのはかなり難しい。
その不公平を軽減させる為にこのルールがあるんだと思うけど
オレの知る限りこれでペナルティを受けたドライバーはいない。
ミハエルにそんなつもりは無かったのかもしれないけど
モントーヤはそうさせたくないから
速いペースで付いて行ってぶつかっちゃったんじゃない?

色々あったけど表彰台は
トゥルーリの初優勝、2位にバトン、3位にバリチェロ。
と言うフレッシュな顔ぶれになった。
バリもフレッシュ?

バトンが初優勝する前に琢磨は表彰台乗りたいねぇ…

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