F1かなだ

2005年6月13日 F1
優勝ライッコネン。
優勝にふさわしい力はあったが、運に助けられた感もあった。
セーフティーカー(SC)でのピットインが上手く行ったし。
モントーヤがアロンソを蹴散らしてくれたから楽だった。
こういう勝ち方が出来るのも力強いチームメイトがいてこそか。
もしモントーヤがいなかったら
アロンソも自分でやっつけないとならなかったんだしね。

2−3位ミハエル、バリチェロのフェラーリ勢。
今回はリタイヤが多かったので2−3位まで来れたが、
スピードはいまいちだった。
特にミハエルのスタートは目を覆いたくなるような惨状。
2人ともベテランなので荒れたレースを上手くまとめたって印象かな。
特にバリチェッロは最後尾からよくリカバーした。
レース後の2人の握手が印象的だった。
彼らモナコの件以来仲悪いんだよね。
ミハに噛みついたバリは今年結果を出さないと解雇が待っているとも言われるので
3位になったのは良かった。
もそもそ予選で最後尾になったのはミハに噛み付いた事への制裁のため
チームがわざとミスしたとも言われていたが…

4位はマッサ。
予選番長のウェバーが定位置の5位に戻った。
予選上位でも下位でも結局5位?
注目しているドライバーのひとりだが、
チームメイトのニックもマッサは抜けなかったようなので、
とりあえず今回はこれで良としよう。
ウェバーにしては良くやった。

6位ラルフ。
7−8位にクルサード、クリエンのレッドブル勢。
クリエンは復帰後すぐに結果を出した。
彼は1つのシートを新人のリウッツと分け合っているが
リウッツが結果を出してなかったのでこのポイントは大きいか?

アロンソ、フィジケーラのルノー勢はリタイヤだが理由は違う。
フィジケーラはマシントラブル。
またもやフィジコだけにトラブル。
本当にトラブル発動スイッチがあるのかな?
とうとうフィジコも切れて文句を言っていたようだ。
G.フィジケーラ「僕は不運という面での主役」
アロンソはモントーヤのプレッシャーに耐え切れずタイヤを壁にヒット。
ミハエルのプレッシャーは押さえて見せたのだが、
今はマクラーレンの方が強力なプレッシャーなんだろうか。

そのモントーヤは失格。
セーフティーカー(SC)になった時のピットインのタイミングが悪かった。
どうもSCの渋滞がピット出口にいる時はピットから出てはいけないようだ。
そんなのオレも初めて知ったし、解説の右京さんも知らなかったようだ。
あれで即失格はかわいそうだよね。
今回のレースで最も強かったのはモントーヤだった。
いちばん強いヤツが勝てないのはルールがおかしいんだと思う。
失格になってしまったのは本人のせいかもしれないが、
仮にあの時ピット出口で止まってたとしても勝てなかったし。

と言うか珍しいブラックフラッグだったが、
カメラに映ってなかったのは残念。

コメント